日本人なら誰もが知っている、福々しい笑顔でお馴染みの「おかめ」は、
里神楽の代表的な女性キャラクターでもあります。
おふく、お多福などとも呼ばれ、そのふっくらとしてユーモラスな面相は、幸せを呼ぶ縁起物として日本人に愛されてきました。
吉福社中のおかめは、「笑う門には福来る」を合言葉に、女性らしい愛嬌のある舞を披露します。
ときには獅子舞やヒョットコとのコミカルな掛け合いで、お客様を和ませます。
おかめが飾られた熊手や「なでおかめ」で有名な鷲神社の酉の市では、鷲舞とともに毎年奉納を行い、名物として親しまれています。