白蛇舞

蛇は古くから霊力をもった生き物であるとされ、神やその使いとしてあがめられてきました。水辺にすむ生態や龍との関連から、水に結び付けられることが多く、水神の象徴、特に弁財天の使いとして有名です。

また、金運をもたらす縁起の良い動物としても古くから親しまれています。

吉福社中では2020年より、品川区にある蛇窪神社(上神明天祖神社)にて、60日に一度の己巳の御縁日に「白蛇舞」を奉納しております。財運向上のご利益を体現しためでたい舞として、多くの方にご観覧いただいています。

 

9月の例大祭では地域の伝承を描いた「白蛇神楽」を披露します。

住処を失ってしまった白蛇が夢枕に立って「池を作ってほしい」と頼み、お告げ通りに池を作って弁財天を祀ったところ、喜んで雨を降らせたという伝承を、牧歌的ながら華やかな演目に仕立てています。ここでは迫力ある大蛇など、大仕掛けも登場します。