聖徳太子

飛鳥時代の皇族である聖徳太子は、大陸から進んだ文化を取り入れ、「和を以て貴しとなす」十七条の憲法を定めるなど、広いまなざしで政治を行った人物として知られています。

仏教を篤く敬い興隆に努めたため、聖徳太子自身も聖人として祀られ、宗派を問わず様々な寺院で信仰されています。

 

当団代表・百合之介は聖徳太子への想いか太子像をお祀りしている寺院へ奉納するための舞を仕立てました。若き聖徳太子が苦悩の末に仏の教えに光明を得、輝かしい未来への扉を押し開けるという物語を舞に織り込み、奉納を始めています。

 

聖徳太子

飛鳥時代の皇族・政治家。

国内外ともに緊張が強まっていた情勢の中で、遣隋使を派遣するなど大陸に目を向けて進んだ文化・思想を取り入れた。

議論を重んじる十七条の憲法や、人材登用の道を拓いた冠位十二階を定めるなど、和を尊ぶ道徳的な政治をすすめたが、その根底には仏教への厚い信仰があった。

仏教の興隆に努めた太子自身が「日本の釈迦」とも仰がれる信仰対象となっており、太子の像を祀る太子堂が宗派を問わず各地の寺院に存在する。