月読命(つくよみ)

月読命は尊の禊から生まれた「三貴子」の一柱であり、夜を統べる月の神様です。

古代より人々は月の満ち欠けに神秘的な力を見出し、月神を祀ってきました。

特に暦に深く関わる農耕の神として、また潮の満ち引きを司る漁業神として広く信仰されています。

 

吉福社中ではこの月読命の舞を仕立て、月読命ゆかりの神社や行事での奉納を行なっているほか、満月の日には月の見える場所に簡易的な祭壇を設け、「月神祭」を自主開催しております。

身内の観月会ではありますが、暦や季節の風物に親しみ、神々に想いをよせる敬神活動の一環となっています。

月読命(ツクヨミ)

夜の世界を統べる月の神。

イザナギの禊によって生まれた三貴子の一柱で、太陽神アマテラスの弟神。

日本書紀では穀物神であるウケモチノカミを斬り、それによって五穀が生まれたが、姉アマテラスを怒らせてしまい月と太陽が別々に昇る由来となった。

その他は記紀神話に言及の少ない謎めいた神であるが、月の満ち欠けは暦や潮の満ち引きと深く関わっているため、農耕や漁業の神として各地で奉られている。